一般社団法人 日本ダイエットスペシャリスト協会 公式ホームページ

日本ダイエットスペシャリスト協会について

身体のメカニズムに適った、科学的なダイエットを。
健康とダイエットの正しい知識を体系的に学べる場として、専門分野の講義と資格認定、
研究開発、企業支援までを一貫して行っています。

サービス・活動内容

  1. 健康・ダイエットに関する専門分野の講義と資格認定試験
  2. ダイエットスペシャリストの養成と認定
  3. ダイエットや健康に関わる講師の育成と支援
  4. 登録メンバー相互の交流とビジネス支援
  5. スペシャリスト認定者への永続的なフォローアップや質疑対応
  6. 肥満や代謝およびGI値などの健康増進科学における継続的な研究開発
  7. 企業などへの社内健康づくりや人材育成、商品開発などへのアドバイス
  8. 講演・研修・セミナーなどの受託、専門講師の派遣
  9. 学術研究や健康・ダイエット関連における情報提供
  10. 日本における医療費削減対策に対する啓蒙活動

メンバー紹介

理事長
永田 孝行 医学博士/ACSM EP-C(エクササイズフィジオロジスト)
構成メンバー
工藤 孝文 医師/糖尿病・高血圧・漢方・ダイエット外来
大川原 香織 医師/消化器内科・美容皮膚科
綾瀬 麻衣子 協会理事/女性性研究家
長谷 慎一 柔道整復師/姿勢保健均整師
山村 紗永 栄養士/2008年度準ミス日本
マリー 秋沢 管理栄養士/生活習慣病予防士
主任研究員
笹山 大輔 東京大学大学院医学系研究科 保健学専攻 修士課程修了

理事長 永田 孝行 プロフィール

理事長 永田 孝行

1958年10月10日生まれ/愛知県名古屋市出身
医学博士、ACSM(アメリカスポーツ医学会)公認 EP-C「エクササイズフィジオロジスト」

東京大学大学院医学系研究科において肥満と代謝を研究。
1997年に初出版し、2001年から執筆した書籍の多くがベストセラーとなる。

国内外で書籍出版62冊、販売総数500万部を突破(2007年)

2002年に株式会社TNヘルスプロジェクトを設立、代表取締役に就任。
2014年に日本ダイエットスペシャリスト協会(JDSA)を設立し、
2017年2月に一般社団法人へ組織変更、理事長に就任。

理事長メッセージ

2001年にはウェルネス関連会社の取締役として地域振興事業や健康関連の調査・研究に携わり、
2002年に会社を設立しました。以来、多くの企業の健康管理や商品開発および研究、
薬事法(薬機法)、その他のコンサルティング等に携わっています。
また、セミナー・講演・研修活動やTV・雑誌などの取材も多数お受けしています。

2001年に出版した『低インシュリンダイエット』、
2003年に出版した『10days ポイントダイエット(部分痩せ)』が
台湾・韓国・中国でも出版されたことを機に、海外へも仕事の幅を広げました。

「低インシュリンダイエット」が変えたもの

2001年までのダイエットは、脂質制限・油抜きのカロリーダイエットが主流でした。
『低インシュリンダイエット』では、高カロリーの脂質よりも糖質(炭水化物)に的を絞り、
GI値(グリセミックインデックス)を利用したダイエット法を勧めたことで、
ダイエットは一気に糖質制限の方へ主流が移りました。

一方、時期を同じくして、アメリカの医師ロバート・アトキンス博士が考案した
アトキンス式ダイエットが賛否両論ありながらもブームになっていたため、混同を招き、
『低インシュリンダイエット』も同様の糖質制限だと誤解されましたが、それとは別物です。

GI値とは何か

GI値(グリセミックインデックス/Glycemic Index)とは、
食後血糖値の上昇下面積を基準食と比較した数値(%)です。
食品ごとに含まれる糖質の影響による食後血糖値の上昇から下降に至る面積比を、
基準食(ブドウ糖)に対する割合で求めます。
その値が低いほど身体に取り込まれる糖分が少なく、
血糖値を下げるインスリンの必要量も少なくなります。

インスリンは、血糖を取り込んで体内の細胞へエネルギー(グリコーゲンや中性脂肪)を
溜め込みながら血糖値を下げるホルモンです。
その乱高下が大きいと精神にも悪影響を与えるため、
ダイエットではインスリンの過剰反応を抑えなければなりません。

仮に糖質過多の状態が長期間続き、インスリンの継続的な過剰反応が抑えられなければ、
絶えずインスリン反応が増し、ついにはインスリンを分泌する膵臓が疲弊して、
適正なインスリンが供給されなくなることがあります。
すると血中の糖(グルコース)が過剰となり、血管や内臓へのダメージも増していきます。
それが「糖尿病」の始まりです。

「アトキンス式ダイエット」は、ケトン式ダイエットのほか、低炭水化物ダイエット、
ローカーボダイエット、低糖質ダイエットとも呼ばれ、
『低インシュリンダイエット』との類似点はありますが、
元々GI値を使ったダイエットではありませんでした。

現在のGI値は、約8年間を費やし実験を重ねて算出した450品目超
すべて日本人を被験者とし、日本の慣習的な食品を使った実験により算出しています。

なぜ「野菜から先に」食べるのか

『低インシュリンダイエット』ではGI値のほか、食べる順番として、大別して
野菜・海藻などの食物繊維が豊富な食品 → 肉・魚介類などのタンパク質食品 →
白米飯などの炭水化物食品の順で食べること、
高GI値食品は常温か冷やして、低GI値食品は温かく食べること、
酢やクエン酸などの酸味や乳製品(無糖)はGI値を下げることなども、同時にお伝えしています。

昨今では食べる順番についての理解がかなり浸透してきましたが、
糖質制限食を続けている方々を中心に「肉から先に食べた方が良い」との情報も多く見られます。
糖質制限食では良質な油脂(EPA・DHA)を薦めているわりに、
なぜか魚介類ではなく肉食を奨励していますが、
焼肉のたれなどで味付けしていない肉であれば、肉から先に食べても同様に食後血糖値は抑制されます。

では、なぜ2001年出版の『低インシュリンダイエット』では野菜から先に食べることを
奨励しているのか。結論から言うと、「野菜や海藻の不足を解消させるため」でもあるのです。

食物繊維と腸内環境

野菜には不溶性食物繊維が多く、海藻には水溶性食物繊維が多く含まれる傾向にあります。
食物繊維は腸管での吸収ができないためカロリーは0とされていますが、
腸内細菌によって分解され、約2kcal/gのエネルギーとして体内に戻され、
短鎖脂肪酸としても供給されます。

食物繊維は食後血糖値を制御するだけではなく、プレバイオティクスとして腸内細菌に供給され、
腸内環境(腸内フローラ)を整えます。
ヨーグルトに含まれるプロバイオティクスは生きたまま腸内へ届けることが目的ですが、
同時にプレバイオティクスも補ってこそ有効となります。
なお、その両方を兼ね備えることを「シンバイオティクス(synbiotics)」と言います。
「syn」は「新」ではなく「一緒に」という意味を持ちます。

今では「脳腸相関」という言葉が知られるようになりましたが、
当時は腸および腸内細菌の大切さや重要性が一般にあまり知られていませんでした。
アスリートでさえも筋肉づくりを優先するあまり肉中心の食事となり、
野菜類を食べない場合も多く、特に男性の独身生活者では食物繊維を摂らない人たちが目立ちました。

私の研究は元来「生活習慣病の運動療法と食事療法」ですので、
ダイエットに限らず、健康的な食生活や生活習慣を追求することが使命です。
食生活の新しい概念を啓蒙するうえでは、食物繊維を優先させる必要がありました。

確かに肉・魚介類を先に食べても同様の効果はありますが、野菜や海藻を先に食べると、
後から食べる糖質(炭水化物)の吸収を穏やかにすることで食後血糖値の急上昇が抑えられます。
ゆっくり吸収されるので腹持ちも良くなり、途中で空腹になりにくいため間食が減り、
精神的にも安定するうえに、腸内環境も整えられるようになります。

野菜(食物繊維)を先に食べる習慣がつけば、食事に野菜類を欠かすこともなくなります。
また、炭水化物は糖質+食物繊維+水分です。ご飯に含まれる食物繊維は少ないものの、
満腹感を感じやすく、毎日の主食になっていることで、
1日に摂取される食物繊維に占めるご飯の割合は10%以上となっています。
もしご飯を減らしたり食べない日には、
別途、野菜や海藻などによる食物繊維と水分を補わなければいけません。

このような理論は、現在知られている多くのダイエット法の先駆けとなっていますが、
2001年以来の歳月を経た研究により、さらに進化しています。
今後とも、最先端の健康・ダイエット情報を提供し続けてまいります。

一般社団法人 日本ダイエットスペシャリスト協会
理事長 永田 孝行

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