外出自粛中の簡単自宅エクササイズ

新型コロナウイルスCOVID-19の影響により、現在自宅で外出自粛中の方の多くが運動不足とストレスによって心身共に不調になっているのではないでしょうか?

自宅トレーニングとして、椅子を利用したエクササイズ5種目と有酸素運動3種目、そしてペットボトル2本を利用したアイスダンベルエクササイズ3種目を紹介しました、気晴らしにTRYしてみて下さい。
エクササイズ5種目は各々15回×2セットから始めて慣れたら回数やセット数を増やして下さい、有酸素運動は各々1分×2セットから始めて慣れたら時間を30秒ずつ伸ばして下さい。

特にアイスダンベルエクササイズは、当協会JDSA理事長の永田が約20年前に考案して出版した後、雑誌やメディアでも紹介されたエクササイズで、冷やすことで身体は温まろうとする代謝の理論を応用した運動なので、種目にこだわることなくどんな運動でも応用できます!

まず用意して欲しいものは空になったペットボトル2本です、空のボトルに水を8分目まで入れてしっかり蓋をして冷凍庫で固く凍らせます。
ペットボトルをそのまま左右で握って腕を振ったり屈伸したりと冷たさに耐えながら運動します、30秒間或いは30秒以内でも冷たさに耐えられなくなったら両手から離して30秒間休みます。
運動30秒間+休憩30秒間を1セットとして3~5セット繰り返します。

ペットボトルの大きさは350ml~500mlのものを選びますが重量は関係ないので握りやすい小さめのボトルでも構いません、この時に保冷剤入のパックは冷え過ぎるので使わないで下さい。
凍ったペットボトルは時間の経過と共に結露した水滴が流れることで手を低温やけどから守ります、セット毎にタオルで拭き取りながら続けて下さい、また1回の運動は30秒以内にして下さい。

冷たさに耐えながら繰り返すだけの運動ですが血流が改善されて自律神経の働きが活性化します。
運動によって全身に血流が行き渡りますが、両手でアイスダンベルを握ることで末梢毛細血管が冷やされて収縮するので一時的に血流が制御されます、そして20~30秒後にアイスダンベルを離すと同時に血管は弛緩されて血流が促されます。